無料で使える3DCAD「Fusion360」のインストール方法紹介
最近すごく有名になってきた「Fusion360(フュージョンスリーシックスティー)」です。
「Fusion360(フュージョンスリーシックスティー)」は高額なCADソフトに匹敵するほどの性能を持つにもかかわらず、個人では無料で使える3DCADソフトです。
このブログでは、「Fusion360(フュージョンスリーシックスティー)」のインストール方法をご紹介していきます。さらに終りの方で、無料期間を更新する方法についてもお伝えします。
ただライセンス:年間$100,000以下の個人やスタートアップ、教育関係者は無償で利用できますがそれ以外の方は利用料がかかる場合もありますので注意してください!まぁ~だいたいプロでなければ無料で使えます(*^^)v
ダウンロードとインストール方法(Windows版)
今回はWindows版での説明になりますがMacでも同じようにしていきます。
多少ダウンロード、インストール場所が違います。
まず、「Fusion360」の日本語公式ページにアクセスをして、「体験版を無料ダウンロード」のボタンをクリック。
https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview
そうすると自動的にインストール用のデータがダウンロードされます。

上記はFusion360の日本語公式ページ
ダウンロードされたら、「Fusion 360 Client Downloader」を実行します。後は、「次へ」を押していけばインストール完了です。

途中に、Autodeskのユーザー登録画面が出ますので、こちらで必須入力項目とIDとパスワードを登録します。それだけで、インストールは完了です。

インストールが上手くいかない場合
Fusion360のインストールは簡単ですが、いくつか上手くいかないケースがあります。
まずWindowsが32bitの場合
Fusion360は、Mac OSXとWindows7以降に対応しています。しかし、64bit専用で32bitには対応していません。
Windowsでインストールが上手く行かない場合は、OSが64bitかを確認ください。
Windows8以降で、ログインユーザー名が日本語の場合
Windows8以降で、Fusion360がインストール後に起動しないケースがあります。
その場合、ログインユーザー名に文字(日本語)が使用されていることが原因でインストールエラーが発生している可能性があります。
Windows8以降の場合、MicrosoftアカウントでPCにサインインすると、C:\Usersの下に作られるフォルダ名が、Microsoftアカウントに登録している名前になります。
このとき、Microsoftアカウントに名前を日本語で登録していると、日本語のフォルダ名になり、 ソフトウェアが正常に動作しない原因となることがあります。
一度日本語名が設定されると変更する方法はありませんので、アカウントを追加していただくことでの対応が必要です。 Windowsのサイトを確認していただき、半角英数字のローカルアカウントを作成して再度インストールをお試しください。
インストールは出来たけどパソコンのスペックは大丈夫?
Fusion360は、最近のノートパソコン(デスクトップ)であれば問題なく使うことができます。しかし、6~8年以上前のノートパソコン(デスクトップ)ではスペック不足の場合があります。
起動後に描画エリアにグリッド線が表示されない場合は、パソコンののスペック不足を疑ってみてください。

特に、32bitのOSがサポート外なのと、メモリーやグラフィックボードのスペック不足が原因の不調が多く報告されています。
メモリーは4G以上が推奨、グラフィックボードはインテルGMA X3100カードはダメだそうです。
Fusion360公式サイトの推奨スペックを以下に転機します。(2018年5月現在)
Apple® macOS™ Mojave v10.14;Apple® macOS™ High Sierra v10.13; Apple® macOS™ Sierra v10.12
注: Mac® OS® X v10.11.x (El Capitan)のサポートは、2019 年 1 月で終了します。
Microsoft® Windows® 7 SP1、Windows 8.1、Windows 10 (64 ビット版のみ)
CPU: 64-bit processor (32-bit not supported)
64 ビット プロセッサ(32 ビットはサポートされていません)
Memory: 3GB RAM (4GB or more recommended)
A DSL internet connection or faster
Disk space: ~2.5GB
Graphics Card: 512MB GDDR RAM or more, except Intel GMA X3100 cards
512MB 以上の GDDR RAM (Intel GMA X3100 を搭載しているカードを除く)
Pointing device: Microsoft-compliant mouse, Apple Mouse, Magic Mouse, MacBook Pro trackpad
インストール後に、無料期間を延長する方法
「Fusion360(フュージョンスリーシックスティー)」は、教育関係者や個人利用では無料で使い続けることができます。
ただし、最初のインストール後に無料期間の一ヶ月をすぎると、画面の上に「期間終了は終了しました」という表示がでてきます。(下記図)
「Fusion360(フュージョンスリーシックスティー)」の無料期間が終了するとアラートが表示されるので無料期間を延長する必要があります。
手順としては、「期間が終了しました」をクリックすると、「オプション選択」が表示されます。

Fusion360のライセンスオプション画面
↓↓↓

ここでライセンスの無料期間の延長をすることができます。
無料ライセンスは、「学校または教育関係」と「スタートアップまたは愛好家」用の2つがあります。
教育関係は3年、スタートアップは1年間無料で使うことができます。
しかし、この期間がすぎるとどうなるかをAutoDesk社の日本法人に聞いたところ、同じステップがまた表示されると言われました。なので、現在は(2018年8月現在)ほぼ無料で使い続けられるようです。
ライセンスの種類と使用条件に同意をチェックして送信ボタンを押すと終了です。

Fusion360のラインセンスの種類と、国、ライセンス条件への同意をチェック。
ライセンスが登録されると、アラートの表示が消えます。
これで、無料ライセンスが切れるまで使い続けることが可能です!
以上でFusion360の導入方法です。
2019年87月現在での方法なので今後変わる可能性もありますので気を付けてください。
またMacでの登録方法もほとんど同じですが表示の仕方が多少違いがありますので気を付けてください。
多少低スペックでも遅いですが動きますが、レンダリングなどの機能は難しいと思います。
一応詳細スペックは各サイトにて確認してください。
以上が私がお勧めする3DCADソフトFusion360でした。
今回のソフトはある程度のスペックのPCでも動くと思いますの安心してください!!
一応詳細スペックは各サイトにて確認してください。
良い書籍もありますので参考にしてみて下さい。
↓↓↓画像は私が購入して参考書です。

